うぐいす餅ってなに?どんな和菓子?名前の由来や歴史をわかりやすくご紹介

「うぐいす餅」はて??何??知らない、見たことないという人も多いかもしれませんね。
うぐいすは見たことがありますか?
「ホーホケキョ」の鳴き声は聞いたことがあるけれど、姿は見えず。
「春告鳥」とも呼ばれる春の鳥です。
春を告げる鳥、幸せを運んでくれそうな名前のついた和菓子について、くわしくご紹介します。

うぐいす餅とは

うぐいす餅とはどのような和菓子?

うぐいす餅は、うぐいすの姿を表現した季節限定、春の和菓子です。
和菓子屋さんにうぐいす餅が並ぶと、もうすぐ春。


うぐいす餅は、餅生地であんこを包み、うぐいす粉という青大豆から作られたきな粉をまぶしています。
餅の両端をつまんでいて、鳥の形に似せています。


美しい淡い緑色の餅菓子は、うぐいす餅だけ。
餅生地も大福ほど厚くなく、柔らかい求肥餅にさらさらのこしあん。
うぐいす粉は普通のきな粉とも違う風味で上品で繊細な和菓子です。

うぐいす餅の名づけ親は日本史の有名人

奈良県の和菓子屋、本家菊屋が豊臣秀吉をもてなすお茶会の菓子作りを命じられ献上したものが、粒あんを餅で包みきな粉をまぶしたひとくちサイズの餅菓子。
これを気に入った秀吉が「鶯餅」と菓銘をつけ、うぐいす餅の原型となったという説があります。


豊臣秀吉の時代、安土桃山時代1500年代の後半です。
450年ほど前からうぐいす餅があるとは。改めて数字を見ると驚きます。
うぐいす餅が人気が衰えることなく、好まれてきた証拠です。

うぐいす餅をいただきます

生地は、やわやわふわふわの求肥餅の生地です。
大福ほどのもちもち餅生地感はなく、薄い餅生地。
手で持つとやわらかすぎて、形が変わってしまいます。
中のあんこはこしあん。


ふわふわの餅生地にやわらかいさらさらのこしあん。
周りにかかったうぐいす粉の風味も、きな粉ほどの大豆のクセがなく上品な香りです。
餅生地がふわふわととろけそうで、これはうぐいす餅でしか味わえません。


和菓子に合わせる飲み物。
和菓子の種類とその時の気分によって、ブラックコーヒー、カフェオレ、紅茶、煎茶、ほうじ茶と変えます。
うぐいす餅のような繊細&上品な和菓子には、煎茶かほうじ茶。
ここはベーシック、王道に。
ストレートに温かい煎茶と一緒にいただきました。
もう桜が咲き始めた春とはいえ、まだ冷えるので温かいお茶がぴったりです。